11月11日(土)船橋中央公民館にて、全国ギャンブル依存症家族の会千葉が開催されました。
前半は、ギャンブル依存症の夫を持つメンバーが体験談を話しました。自分が医療従事者であるにもかかわらず、ギャンブル依存症の正しい知識や理解がなかったとのこと。そのため、15年間も間違った対応を続けてしまったと悔やんでいました。自分の周りにいる医療従事者も同様に、ギャンブル依存症についての正しい知識を持っていないだろうとも話していました。
私も、自助グループや当会に繋がるまでは、夫のギャンブルの問題を一人で解決しようとして、間違った対応を繰り返していました。
当会のメンバーからアドバイスをもらい、夫への対応を変えていくと、今までうまくいかなかったことが、改善の方向に向いていくことを実感しました。
後半は、3つのグループに分かれて、初めて参加された方の悩みや困りごとを中心に聞いていく時間を設けました。メンバーから経験談やアドバイスをお伝えすると、ご家族がギャンブル依存症当事者の問題を自分のことのように悩み、そして解決しようとしていることに気づかれていました。当事者がギャンブルの問題に直面するよう、家族は借金を代わりに支払うことをやめるなど、当会が伝えている違う対応方法に納得した瞬間だったのではと思います。ギャンブルから起こる様々な問題を解決するには、まずは家族が今までの間違った対応をやめることです。
全国ギャンブル依存症家族の会に参加して、ギャンブル依存症の正しい知識を学び対応を変えましょう。当会には全国のメンバーの数だけビッグデータがあり、お互いを助け合う手厚いピアサポートがあります。家族には、家族の解決策があります。
次回は、12月9日(土)13時より船橋勤労市民センターにて開催されます。
お待ちしております。
千葉県在住 川部
