家族の会のドアを叩いてみませんか?(京都)

11月5日(日)ひと・まち交流会館京都にて、全国ギャンブル依存症家族の会 京都が開催されました。

自己紹介の後、田中紀子氏著『家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル』の中から、「自助グループ、家族の会に繋がろう」「解決のチャンスを引き寄せよう」の読み合わせをしました。

その後、初めて参加された方を中心に、現状や今困っていることの相談を聞きました。当会メンバーからは経験に基づくアドバイスをし、当会に参加してギャンブル依存症を良く知ること、自助グループに参加して自分を見つめ直すことの重要性を説明しました。

約1年半前、私はギャンブルでお金の無心ばかりする息子に疲れ果てて、初めて当会に参加しました。同じ経験をしたメンバーからのアドバイスを受け、息子の金銭管理をやめて、一切お金を渡さないように行動を変えました。私が行動を変えると、息子からのお金の無心は無くなりました。守られない約束、借金への不安で限界でしたが、私は当会への参加を重ねることでギャンブル依存症という病気への理解を深め、勇気を出して行動を変えることが出来ました。そして今では、少しずつ心の平穏を取り戻すことが出来ています。

当会に参加し続ければ、もう1人で悩まなくて良いのです。同じ悩みを経験したメンバーがいます。当会は、安心して悩みを話せて、家族が元気に一歩を踏み出せる場所です。次回の開催は12月9日(土)です。同じ悩みをお持ち方は家族の会のドアを叩いてみませんか?

京都在住  村田