去る11月18日、盛岡のアイーナで全国ギャンブル依存症家族の会岩手が開催されました。
当日は県内外から参加があり、初めて参加された方、当会に繋がって間もない方、渦中の方など様々な状況からの参加でした。
自己紹介の後、時間を設けて初めて参加された方々の今抱えている問題や、苦しんでいる状況を聞きました。
それにメンバーが共感すると同時に困り事の状況を整理し、まずは今 、家族が出来る事を提案、アドバイスをしました。
メンバーの言葉にはじめて参加された皆さんは救われた表情でした。
次に参加されたメンバーが現状や心境を話しました。
渦中にあるメンバーに共感したり、以前に提案を受けていたメンバーが、その提案を実行した報告を聞き勇気を頂きました。
私は、息子のギャンブル依存症で当会に繋がる前は親だから当然とばかりに借金の肩代わりを何度もし、どうしたらいいか解らず悶々とした日々を送っていました。
ギャンブル依存症は病気である事 、そして今までの対応が息子の病気を悪化させた事を学びました。さらに自分にも問題があった事に気付きました。
メンバーの皆さんから勇気や元気や時にはアドバイスをもらいながら今では前向きで明るい自分になれた気がします。
私にとって当会は安心の場であると同時にこれからも学び続ける場だと思っています。
岩手県在住 菊地