メンバーと共に変えていく(新潟)

11月13日(日)新潟市総合福祉会館にて、全国ギャンブル依存症家族の会新潟が開催されました。簡単な自己紹介の後、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表田中紀子氏著書「家族のためのギャンブル依存症問題完全対応マニュアル」を読み合わせ、上手くいかないやり方を変える為に家族の会や自助グループの効用を学びました。

初めての方は、先日開催された「ギャンブル依存症基礎講座」に参加し家族の会にも行ってみようと思われたとの事でした。これからどうなるのか不安な思いを話してくれました。
私も息子の問題が発覚した当時、息子の為にと思ってやってた事は私が不安だった為で、結果として病気を悪化させていました。それを気づかせてもらいメンバーを信じて一緒に取り組みました。今、息子は自立して生活しています。

渦中のメンバーにも経験のあるメンバーから具体的なアドバイスをしてもらいました。
今までのやり方では上手くいかなかった事は分かっても行動を変えるのは怖いし、勇気がいると思います。私もそうでした。
当事者を助ける為には家族の対応が重要です。家族の会や自助グループに参加し続け病気の知識を学び、メンバーの体験を聞く事で勇気と希望が見えてきます。共に行動すると状況は変わってきます。
どうか1人で悩まず、当会に足を運んでみて下さい。

                       新潟県在住 井口