12月16日(土)PM 香川県高松市内で「全国ギャンブル依存症家族の会 香川」と同時に「当事者の会 香川」が開催されました。
香川県では2022年8月から厚生労働省の依存症民間団体支援事業の一環で当事者の会を開催しています。2024年2月まで毎月開催予定です。参加者の多くが継続して足を運んでくれており、一丸となって回復に取り組み始めています。
初参加の方が3名おりましたので、前半は当事者支援部の村山氏(千葉県)が『依存症とは?』と題して、10分程講義をいたしました。それに続いて『やめたくても、やめられない』病気の症状について、各々の体験を語っていただきました。私たち依存症当事者には、全く同じではないにしろ多くの共通点があり、感じている事、その時の気持ちなど共感することが多々あります。『私だけではなかったのだ!』という妙な安心感を得ることができます。当事者の会の最大の魅力は、このホッとする、安全・安心な空気感だと思っています。
次に、自然な話の流れで『入院の体験』『横領の体験』『自助グループに繋がって回復に取り組み始めた体験』この3つの事柄について、話し合いが行われていきました。また、地元の自助グループの紹介や参加のお誘いなど情報提供も行いました。
休憩をはさみ、別室で同時開催している全国ギャンブル依存症家族の会と合流し、当事者支援部の池田氏が自身のギャンブル依存と病気からの回復、家族の後押しについて体験談を話されました。皆、熱心に聞き入っていました。
最後に、LINE連絡先の交換、次回の予定などを確認してお開きとなりました。希望者は、場所をファーストフード店に移動して交流会を行いました。
次回は1月20日(土)13:30~サン・イレブン高松で開催予定です。お待ちしております。
当事者支援部 中島(奈良県)