家族で抱え込まないで助けを求める勇気を(宮城)

12月9日仙台市太白区市民センターでギャンブル依存症家族の会宮城が開催されました。
当会東京メンバーの伊藤あゆみさんが妻の立場で、小さなお子さんを抱えながら問題解決を模索されていた体験談をお伺いし、私自身主人のギャンブルで悩んでいる為、頷きが多く共感をもって聞かせて頂きました。

当会や自助グループに参加する前の私はギャンブル依存症への知識が無く、尻拭い、行動の監視、金銭管理等家族がしてはならない対処法をしていました。それが正しいと自分だけの考えでやってきた15年間。
事態は何も変わらず、むしろ悪化していく一方で、なぜ?どうして?が頭の中を巡り、それに支配された生活でした。
今年の10月に恐る恐る家族会の扉を開きどんな所なんだろうと初めはとても緊張しましたが、仲間の体験談を聞いたり、具体的なアドバイスを受けたりしているうちに、頭にかかっていたもやが晴れ、目の前が少しずつ開けてきたのを実感しております。

会には他県からも同じ悩みを抱える家族が集まります。皆さんの経験を聞いていると、この問題に直面しているのは自分だけではないんだと、取り残されていた気持ちが安堵に変わる瞬間があります。

2024年1月13日(土)13時〜仙台市太白区中央市民センターにて家族会宮城が開催されます。
悩んでいる方ぜひ勇気を持って扉を開いてみて下さい。

宮城県在中 菅原