1月14日(日)、長岡市の長岡中央公民館で全国ギャンブル依存症家族の会新潟が開催されました。
ギャンブル依存症についての学習を行ったあと、メンバーが今困っていることを相談したり、情報共有などを行いました。
話をするなかで、家族のギャンブルが病的であると気づいていても、適切な対応を知らなかったり、わかっていてもなかなか対応を変えられず、思い悩んでいる方が少なくないと改めて思いました。
私自身、家族のギャンブルの問題がおかしいは思っていても、お金を貸したり話を聞いてあげることを止めたら、また周りの人にお金を借りて迷惑をかけるのではないか、ヤミ金から借りるようになるのではないか、追い込まれて犯罪を犯すなど事態が悪化するのではないかと不安にかられ、お金を出し続けたり、就職や金銭管理についてアドバイスしたりなど口出しをやめられませんでした。
いま振り返ると、私が当事者にお金を貸したりあれこれ世話を焼こうとしていたのも、私自身が安心したいからだったと思いますし、対応しないことで、家族なのに冷たい!と思われるのではないかという気持ちや、世間からの目も気になっていました。
当会に参加するようになり、メンバーからの具体的なアドバイスや体験談を聞いているうちに、ギャンブル依存症は、家族同士で話し合ったり支援しても、解決しないしむしろ事態を悪化させる、本人の病気は進むということがわかりました。さらに、世間体なんかはどうでもいいんだと私も覚悟を決めることができ、なにか困ったり不安に思うことがあればこの場所で相談すればいいという安心感も得られ行動を変えることもできました。
当会に参加したことが私のターニングポイントだったと思います。
いま、家族のギャンブルの問題にどうしたらいいかわからず困っている方、ぜひ一度お越しください。きっと流れが変わると思います。
次回は1月28日(日)14:00~新潟市のHARD OFF ECOスタジアム新潟にて、講師をお招きし家族のための勉強会を開催します。
新潟県在住 和泉