家族会の会に繋がり続けて思うこと(京都)

1月6日(土)ひと・まち交流館京都にて、全国ギャンブル依存症家族の会 京都が開催されました。

自己紹介の後、初めて参加された方のお話や疑問点を聞き、それに関する項目を、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表 田中紀子氏著『家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル』から選び読み合わせを行いました。

その後、今困っている方を中心に相談を聞き、当会メンバーからは、自身の経験に基づく具体的なアドバイスをしました。

私自身は約3年前に当会に参加しましたが、その頃は参加人数も少なく、『家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル』もありませんでした。当会に参加すると、借金の肩代わりやお金の管理などやってはいけないことばかりやってきましたが、それによって息子の症状が悪化していっていることを知りました。メンバーから経験談やアドバイスを聞くことにより、肩代わりを一切しないことを息子に伝えました。それによって息子も変わったように思います。

今は息子からのお金の無心はなくなっています。しかし、依存症は完治する病気ではないので、次に何かあった時にどう対応すべきかを学ぶためにも参加し続けたいと思っています。

今では経験あるメンバーが他県の家族会からもたくさん参加しており、多くのアドバイスをもらえます。当会は全国に広がってきています。

次回開催は2月12日(月)です。また、1月20(土)にはギャンブル依存症回復施設の方を招いてセミナーを開催します。ギャンブルの問題で同じ悩みを持つ家族の方は是非参加してください。

滋賀県在住 荒木