多機関との連携の大切さ

1月20日(土)土佐市複合文化施設つなーでにて、全国ギャンブル依存症家族の会高知が開催されました。

初めに自己紹介を行い、家族の体験や現状報告、現在困っている事などを話しました。

当会に参加するまでは、ギャンブルの問題で苦しんでいる当事者である息子の事ばかりを考え、息子の手助けにと借金の肩代わりをしてきました。

参加するうちに、ギャンブル依存症は脳の病気であること。今まで良かれと思ってしてきた事が、実は息子の病気を悪化させていた事を知り、大きな衝撃を受けました。
当事者と家族が距離を持つ事で家族には家族の回復があり、当事者も自助グループや支援に繋がることでギャンブルを止め続け回復していく道があることを知りました。正しい知識を得た事で、今は正しい対応ができるようになりました。

次に公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会の代表田中紀子氏著「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の「自助グループ 家族会につながろう」の読み合わせをし、正しい知識と対応を学びました。

今回、初めて参加された支援者の方がいらっしゃいました。お話をする中で、医療、行政、福祉など多機関と連携する支援のあり方を考えていきたいと思いました。今後も一人一人の気持ちに寄り添いながら、当会の活動を続けていきたいと思います。

現在ギャンブル依存症の問題で悩んでいる方、家族だけで悩まず、全国ギャンブル依存症家族の会 高知に足を運んでみてください。
心が少し軽くなるはずです。

高知県在住 長山