自分の経験が誰かの力になる(岡山)

1月14日(日)、ゆうあいセンターきらめきプラザにて全国ギャンブル依存症家族の会 岡山が開催されました。
新しい方2名を含む計23名の参加となりました。 自己紹介の後、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子氏著書「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の読み合わせを行いました。
次に3グループに分かれて初めて参加された方、今困り事のある方を中心に話をお聞きしました。初めて参加された方と同じ立場のメンバーがそれぞれ繋がった経緯や現状、当会に繋がって良かった事などの経験を共有をしました。 「私達は誰よりもあなたの気持ちがわかります。辛い時は泣いたっていいんです」と言うと「少し心が軽くなりました」と大粒の涙を流されました。 私は息子がギャンブル依存症で、この方とは立場が違いますが当会に初めて来た時泣いてばかりだった事を思い出しました。自分の苦しい胸の内を話し、何度か通ううちに笑顔に変わっていく自分がいました。そして自分の経験を他の人に伝える事で苦しんでいる人の役に立っている事にも気付きました。皆んな同じ経験をしているので誰よりも辛い気持ちは理解できます。何より1人じゃないということが救いです。
また、他のメンバーで孫と同居していた方が「先月やっと自立させる事ができました」と報告があり拍手が起こりました。出来ない事も仲間の後押しで行動に移せます。 1人で悩まず当会にお越しください。 皆んながあなたの気持ちを理解し、寄り添ってくれます。適切なアドバイスもくれます。そして私達と笑顔を取り戻しましょう。
次回の家族会は、令和6年2月11日(日)くらしき健康福祉プラザで13時から開催致します。  

岡山県在住 西本