1月20日(土)、盛岡市アイーナで全国ギャンブル依存症家族の会岩手が開催されました。
今回は全国ギャンブル依存症家族の会宮城の小野さんから母親の立場での体験談をお話しいただきました。
当会に参加するまでは、息子の為だと思い間違った対応をしていましたが、参加し続け正しい対応を学び、覚悟を決め、さまざまな行動を起こしたことを聞きました。この経過を話す現在の小野さんはとても生き生きしており魅力的でした。
その後は3つのグループに分かれて初めて参加された方を中心に今困っている事をお聞きし同じ経験をしたメンバーが家族のとるべき対応をお伝えしました。
私は、何をやっても止まらない当事者である息子の借金、ギャンブルの問題で助けを求めて昨年7月から当会に参加しています。今はギャンブル依存症に関する知識や家族の正しい対応を学んでいるところです。
現在息子は他県の病院に入院していますが、退院した後、自宅に戻ってきたらどうしようと一人で大きな不安を抱えていました。
そんな私に当会のメンバーが家族相談会を勧めてくれたり、その相談会での助言に添い隣県のメンバーが病院関係者と息子を含めた退院後の相談の機会を作ってくれて一緒にサポートしてくれたのです。
とても心強く感じ、本当にありがたかったです。
息子の回復の道のりはまだまだ遠いと思いますが、当会メンバーからの励ましとアドバイスを受け、一緒に元気になって回復の道を進んでいきたいと思っています。
同じ問題で悩んでいるご家族の方、少し勇気を出してこの全国ギャンブル依存症家族の会に参加して皆んなで前に進みましょう。
ここには一人ではないという安心感があります。そして笑顔を取り戻すことができます。
次回は2月17日(土)、アイーナでお待ちしています。
岩手県在住 板澤