家族の正しい対応が、元気になる第一歩(福島)

1月27日(土)、郡山市ミューカルがくと館で、全国ギャンブル依存症家族の会福島が開催されました。
今回は、全国ギャンブル依存症家族の会茨城のメンバー森さんの、家族としての体験談をお聞きしました。

私は、息子がギャンブル依存症です。
息子の借金を母親の私がなんとかしなければと、自分で借金をして、それを息子の借金にあてて返済した事もありました。
またギャンブルをして借金を繰り返すんじゃないかと思うと、常に息子の行動が気になり不安な毎日を過ごしていました。

今は、息子と離れて暮らしているので、自助グループや当会で学んでいるこの時間が私にとって自分が元気になっていくための大事な時間だと思っています。

今回、初めて参加された方が「今日は来て良かった」と笑顔を見せてくださいました。その笑顔が、家族が元気になる第一歩だと思います。
私も、初めて参加した時は、不安と焦りを抱えながら、とても緊張していました。
当会に継続して参加していく事で、困った時の対応のしかたを学んだり、不安な気持ちを聞いてもらえることで、沢山のメンバーに支えられている安心感を感じて、前向きでいられます。
 
今回、当会メンバーから家族の体験談、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会の当事者支援部から当事者の体験談や元気になっていくための提案を聞く事ができました。初めて参加の方に寄り添うことを今後も続けていきたいです。
当会には、多くの知識と経験があるメンバーがいます。一人で悩まず、一緒に解決していきましょう。

次回は、2月24日(土)13:30から 郡山市中央公民館にて開催致します。
この日も、「家族が~変わる~ということ」と題して、家族の体験談がありますので是非ご参加ください。 お待ちしております。

福島県在住 星