1/21(日)、JA長野県ビルにて「全国ギャンブル依存症家族の会 長野」が開催されました。
今回は、地元長野のメンバーである久保田さんが自身の体験を語ってくれました。久保田さんは、当会に参加するようになった経緯や、参加し続けることでまずは家族自身が元気に回復への道を歩むことができたことをお話ししてくれました。ギャンブル依存症当事者が、どうにかしてギャンブルのためのお金を手に入れようとする行動を聞いて、私は、ギャンブル依存症がいかに深刻な病気であるかを改めて実感しました。
昨年、私の夫がギャンブルの問題で借金を抱えていることがわかりました。当時は、「心を入れ替えたい」という夫の言葉を信じ、二人で協力して借金を返済すれば平穏な生活が送れると思っていました。しかし現実はうまくいかず、止まらないギャンブルと度重なる嘘に、もう自分一人ではどうしようもないと助けを求めたのが当会に参加したきっかけでした。
その後、各地で開催される当会に通い、病気についての正しい知識を学び、メンバーからもらったアドバイスを実行に移しました。参加し始めて2か月ほどで、夫を依存症専門の病院につなぐことができました。今も、会のメンバー皆さんに支えられながら一歩一歩前に進んでいます。
誰にも言えない話だからといって、悩みや苦しみを1人で抱えて、諦めないでください。「全国ギャンブル依存症家族の会」では、同じ悩みを持つ「仲間」が、問題解決のために一緒に歩んでくれます。
次回、全国ギャンブル依存症家族の会 長野は2/18(日)ホクト文化ホールにて開催されます。
一歩踏み出す勇気があれば、私たちが待っています。
ぜひ、足を運んでみてください。
東京都在住 篠田