家族がとるべき行動を学び続けたい(岩手)

2月17日土曜日にアイーナ盛岡で全国ギャンブル依存症家族の会岩手が開催されました。
参加者全員の簡単な自己紹介のあと、今回初めて参加された方々が今の状況とこれまでの経緯を話されました。同じ経験をされた会のメンバーからどのように対応すべきか助言がありました。その中でも次のことが印象に残りました。
回復し元気になるということとは、当事者は自分の病気を自覚しその病気と向き合い、ギャンブルに手を出さない期間が続いている状態のこと。
家族は当事者に対し病気と向き合っていくための情報を提供することしかできないこと。そして、当事者もその家族も独りで孤立しないような社会を築いていく必要があること。

私の家族は36歳の長男がギャンブル依存症の当事者です。娘に相談した事をきっかけにこの会を知り、先月から全国ギャンブル依存症家族の会岩手に参加しています。また、2月4日に仙台市で開催された、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会主催 厚労省依存症民間団体支援事業 ギャンブル依存症セミナー&当事者・家族相談会にも参加しました。

同じ問題で苦しんでいる家族のお話を聞くことや、私たちの状況を相談できた事。またアドバイスをもらったことで、今までの悩みや苦しみを軽減することが出来たと実感しています。
長男がギャンブルをやめ続けることはまだまだ先のことだと思います。しかし自らがギャンブルをやめ続け元気になりたいとのぞみ、自分の問題として向き合えるように、家族が取るべき対応や行動についてこれからも学んでいきたいと思う会となりました。

岩手県在住 佐藤