繋がり続けて・・経験が宝に(鹿児島)

2月10日(土)全国ギャンブル依存症家族の会鹿児島が開催されました。

今回は、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部から当事者の体験談と、NPO法人全国ギャンブル依存症家族の会理事でもある福岡の村田さんの話を聞きました。

当事者の体験談では、家族から借金の度に肩代わりをしてもらっていたが、家族が当会に参加し対応が変わったことで、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部に相談したこと。そしてギャンブルを止めている人たちと出会うことができて、現在は自助グループに通い、当事者支援部の活動にも参加していると話されました。初めての体験談とのことでしたが、とても落ち着いて話され、自分の経験を当事者や家族に届けようと活動されている姿に感銘を受けました。

村田氏は、当会の役割や活動することの大切さを自分の経験を交えて丁寧に説明してくれました。九州は勿論、全国で活動し困っている家族を支えている姿に、自分も見習いたいと思いました。その後、全員の自己紹介と初めて参加された方を中心に、今困っていることについて経験したメンバーが家族の取るべき対応を伝えました。

私は4年前に息子のギャンブル問題を当会に相談したことで、息子はギャンブル依存症からの回復施設に入所することができました。鹿児島に当会が発足して3年、自分の経験が今困っている人の役に立ち元気になってもらえる事ができると分かり、どん底だった自己肯定感も上がっているのを感じています。

ご家族のギャンブル問題で苦しんでいれば、参加してみませんか。ここには、色々な経験をしているメンバーがいます。一緒に元気になりましょう。

鹿児島県在住 松元