メンバーからメンバーへと紡ぐもの(長野)

2月18日(日) ホクト文化ホールにて『全国ギャンブル依存症 家族の会 長野』が開催されました。

初めに全国ギャンブル依存症 家族の会 新潟のメンバーである 星野さんによる『家族会に繋がって見えてきたもの』としてご自身の体験談をお聞きしました。

母としての立場での体験談は紆余曲折を経て、当会や自助グループに参加するようになり、星野さんが知識や力を蓄えた過程、そしてメンバーに助けられながら行動を変えていかれた事をお聞きし…私自身とも重なりとても共感し、救われる思いでした。

私も息子のギャンブルを『依存症』という病気であると受けとめる事が出来ず…依存症の治療してくれる病院への入院、借金の尻拭い、金銭管理等…出来得る事は全てしましたが、結果的にその全てが真逆の対応、何より依存症を理解せずかえって悪化の一途をたどる最悪の結果を招いてしまいました。

心身共に破滅寸前の当時…当会に繋がった事が昨日の事のように思い出され胸がいっぱいになりました。

会の後半では、今回初めて参加された方や遠方から参加された方を中心にそれぞれの方のお話を時間をかけて聞きました。
継続的に参加しているメンバーによる『対応の仕方、アドバイス』はそれぞれの経験に基づいた話でありとてもわかりやすく、私自身に心に響くワードも沢山ありました。

会に繋がって日が浅い私ではありますが、これからはメンバーの経験と知識を学び、たくさんのパワーをもらいながら…共に歩み続けてまいります。

次回は3月17日(日) ホクト文化ホールにて、公益社団法人 ギャンブル依存症問題を考える会代表 田中紀子代表による『家族相談会&当事者相談会』が開催されます。
ギャンブル依存症の問題を抱えている方向けに相談会を行います。少人数制でこまやかにご質問やご不明点にお答え致します。

どうぞ勇気ある一歩を踏み出して下さい。

長野県在住 宮澤