家族が “変わる” ということ(福島)

2月 24日 (土) 福島県郡山市中央公民館で全国ギャンブル依存症家族の会福島が開催されました。
今回は、全国ギャンブル依存症家族の会東京の長畑茉莉子さんの「家族が “変わる” ということ」をテーマにした体験談を聞きました。
ギャンブル依存症の家族の立場として、ギャンブル依存症の当事者にしてはいけない対応を続けて負の無限ループをくり返していた。このままでは自分の精神が崩壊する想いという体験談に深く共感しました。

私は息子がギャンブル依存症です。私も息子の借金の問題から、苦しい、辛い、悲しい、不安な毎日を過ごしていました。
全国ギャンブル依存症家族の会は、ギャンブル依存症で悩む家族が相談できる必要な場所です。当会で正しい知識、情報を知り、最善の対応を学ぶ大切さを強く感じました。

次に公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表 田中紀子氏著書「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」から「原則1 自助グループ、家族会につながろう」を読み合わせしました。
そして、2つのグループに分かれて新しく参加された方を中心に、今困っている事やこれまでの経緯を聞きました。涙ぐんで話をされていた方も、当会メンバーの話を聞いたり自分の事を話たりするうちに時折笑顔が見られ、気持ちが落ち着かれたように感じました。

私も、初めて参加した時は不安で泣いてばかりいました。同じ立場の仲間に話を聞いてもらいお互いの経緯を話す中で、私自身少しずつ心も元気になり笑顔でいれるようになりました。私を支えてくれたメンバーの方に感謝しています。
現在、息子はギャンブル依存症の回復施設に入所していています。元気になるため回復に向けて取り組んでいると思います。私も当会や自助グループに参加し続けて自分自身が元気になっていくために学んで行きたいです。

次回は 3月 23日 (土) 13:30 から郡山市中央公民館にて開催されます。
ご家族のギャンブル依存症の問題で悩んでる方は、一人で悩まず当会に足を運んでみてください。一緒に対応を学びましょう。

福島県在住 正木