2月25日(日)東成区民センターにて、ギャンブル等依存症セミナー in大阪が開催されました。行政、医療関係者を含む200名を超える方が参加し、会場は満席となりました。
ギャンブル依存症である当事者の体験談では希望をもらい、家族の体験談では医療との連携によってギャンブル依存症の息子の命が救われたという話を聞いて、当会の大切さを改めて感じさせてもらいました。
医師の講演では依存症に対する差別や偏見をなくし、多くの方が相談に繋がるように一層の取り組みが必要であるということを再認識しました。
また、興味深かったのは、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 田中代表の講演でした。電話相談の実演デモを行い、ギャンブル等依存症相談電話での対応例を紹介。悩んでいる方がもっと気軽に相談に踏み出すきっかけとなることを強く期待します。
今回のセミナーでは、柳本 顕衆議院議員から挨拶も頂きました。「悩みを1 人で抱え込まないこと」というお言葉があったように、行政、医療機関、支援団体とが連携し、社会への認知度を高め、助けを求めている人が助けてと言える社会になっていけるようにしていきたいです。
私にはギャンブル依存症の息子がいますが、お金の問題は性格のせいだと思っていました。しかし、当会で学んでいくうちに病気だということが分かりました。そして家族や周りの人の対応がとても重要だということも学びました。今なおギャンブルの問題で困っている人と繋がり、正しい知識を伝えていけるよう当会での活動の輪をさらに広げて行きたいと思いました。
大阪府在住 森