3月10日(日)全国ギャンブル依存症家族の会埼玉が、市民会館おおみやで開催されました。
今回は、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の当事者の方の体験談をお聴きしました。
自分の生い立ちやギャンブルに至るまでの経緯、そこからどのようにして回復に向かってきたか、そして現在のご自身の事などをお話して頂きました。その中でも私が一番心に残ったことは、両親が家族の会に繋がり、ギャンブル依存症という病気に対する正しい対応をしてくれた事で、自分が回復の道に向かうことができたと話されていたことです。それを聞き、家族の立場からも希望を感じることができました。
私は、ギャンブル依存症の息子を持つ母親です。昨年10月、息子の入院を機に当会に繋がりました。
それまでは息子の問題は親が何とかしなくてはと思い、行動していました。しかし、当会に参加するうちに、それが間違った行動で、その事により息子の病気を重くしてしまったという事に気づきました。今は、正しい知識や対応を学ぶために毎回参加しています。
ギャンブル依存症には、家族の正しい対応が必要です。当会には、同じ経験をしたメンバーがたくさんいて、対応や解決策を示してくれます。
1人で悩まずぜひ一度参加してみてください。
次回は、4月21日(日)13時30分から、さいたま市文化センターで開催します。家族の方の体験談を聞く事もできます。
山梨県在住 岸本