繋がり続けて、まず家族が元気に(滋賀)

全国ギャンブル依存症家族の会 滋賀が、3月10日(日)草津市立市民交流プラザにて開催されました。

当日は、全国ギャンブル依存症家族の会 大阪の辻さんが自身の経験を伝えてくれました。活動を通じてギャンブル依存症が病気である事を社会に広め、世の中が同じように悩む家族や当事者の支えになってほしい強い思いが心に残りました。この病気はまだまだ誤解されやすいです。辻さんの思いにあるように、他の病気と同じように理解が広まる社会になってほしいと思いました。

次に、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表 田中紀子氏著書『家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル』の読み合わせをし、その後、初めて参加された家族を中心に話をしました。困っていることに対して、経験や知識から対応や解決策などの情報共有を行いました。

私も当会に参加しはじめた頃、泣きながら話す私にたくさんのメンバーが具体的なアドバイスをしてくれました。メンバーの皆は元気で明るく、とても不思議に思いました。話を聞くと同じように家族のギャンブルの問題に悩み、苦しんだ経験をしているのです。「家族会や自助グループに通っているうちに元気になっていくよ」と聞き、あれから数年が経ち、現在の私は元気になりました。こんなに同じ悩みを持った家族がいる、ひとりでは無いと思えた事は心の支えになっています。

家族には家族の解決策があります。1人で悩まず、勇気を持って足を運んでみて下さい。次回は4月14日(日) 草津市立市民交流プラザにて開催予定です。一緒に元気になっていきましょう!

滋賀県在住 古賀