手を取り合ってこそ続く学びと実践(岩手)

3月16日(土)、アイーナ(盛岡市)にて全国ギャンブル依存症家族の会岩手が開催されました。県内をはじめ隣県のメンバー、初参加の方数名も参加されました。
簡単な自己紹介をしたあと、リーフレットでギャンブル依存症当事者への対応について読みあわせしました。

次に、それぞれの近況報告と初参加の方の現状と困りごとをお聞きし、経験や対応を共有し合いました。初めて参加した方のお話を聞くと、そこに自分の参加の原点を見ている気持ちになります。

私は、昨年 4月に当会へ初めて参加しました。その後 1年間休むことなく参加し続けています。初参加の時、入院中のギャンブル依存症当事者が退院してくることが怖くて答えを求めて参加したこと、当会メンバーがしっかりと話を聞いてくれて安心したこと、長期的な対応が必要であり、当会に参加し続ける必要性を感じたのを覚えています。

1年を経た今、時に足踏みしながら、時に後ろを振り返りながらも、同じ気持ちの仲間と手を取り合って少しずつ前に進んでいる実感があります。そして、これからも新しく参加される方に回復の希望を届けられるよう、自分自身が学びを深め活動し元気になっていきたいと思います。

次回は 4月20日(土) 13:30~アイーナにて開催予定です。

今日もどこかでギャンブル依存症に巻き込まれて苦しんでいる方にこの情報が届きますように。

岩手県在住 鈴木