3月24日(日)久留米シティプラザにおいてギャンブル依存症の家族相談会と全国ギャンブル依存症家族の会福岡が開催されました。県内をはじめ、隣県からも沢山の参加がありました。
相談会では「借金の尻拭いをした」、「家族に本当のことを話さない」等、対応に苦慮している相談者の声に、講師の公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表田中紀子氏から、一組ずつ個々にあった対応のアドバイスがありました。後半の家族会では、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部のメンバーの方の体験談発表がありました。当事者の方からの「家族は手を放して」というメッセージが心に残りました。
私自身も、家族相談会がきっかけで当会に参加するようになりました。参加し続けるうちに、同じ家族の立場であるメンバーが共通の悩みを抱えていることを知り、一人で悩まなくていいと思えるようになりました。
今回参加して、一人ではどうすることもできなかったこと、誤った対応をしていたことを思い出して、常識が通用しない病気だと改めて感じました。また、家族が溺れていては当事者を助けられないということ、家族が当会や自助グループに参加して落ち着きを取り戻して元気になり、当事者に対して適切な対応をとって依存症からの回復のレールに乗せることが大切だと痛感しました。
いま、家族のギャンブルの問題でお困りの方、ぜひ当会に参加してみませんか。
次回は2024年4月28日(日)14:00～久留米シティプラザにて開催されます。
福岡県在住 伏谷
