３月１６日（土） 群馬県社会福祉総合センターにて、全国ギャンブル依存症家族の会 群馬が開催されました。
簡単な自己紹介の後、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表田中紀子氏著書「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の『対応５ 弁護士に味方になってもらうには？ 』の読み合わせをした後、今困っている問題や悩みを相談したり、情報交換などを行いました。
私が息子のことで当会に初めて参加した時、「家の中でお金が無くなったことがある人？」の問いかけに半数以上の参加者が挙手をされ、息子だけではなかったと少しほっとしたことを覚えています。それまで息子が、借金をしたり、家のお金を盗んだり、顔つきさえも今までと変わっていく様子に不安を募らせていましたが、誰に相談することもできず悩んでいました。
当会に参加し続けることで、ひとりぼっちではないこと、自分にはこの状況を理解してくれる心強いメンバーがいることを実感しています。参加した当初を知っているメンバーから「表情がすごく良くなったね。」と言われるくらい、今では談笑できるようにもなりました。
また、当会でギャンブル依存症が脳の病気だと知りました。最初は正しい対応を教えていただいても、なかなか一歩を踏み出すことができず実行に移せませんでした。しかし親が行動を変えれば息子も変わる、依存症から回復し続けられること等を学び、背中を押していただきました。当会にはさまざまな経験をしたメンバーがたくさんおり、様々な解決策をもっています。ここで正しい対応を一緒に学び、解決への糸口を見つけましょう。
次回は４月２０日（土) 群馬県社会福祉総合センターにて、開催します。一人で悩まず、是非足を運んでみてください。
群馬県在住 星野
