４月20日(土)群馬県社会福祉総合センターにて、全国ギャンブル依存症家族の会 群馬が開催されました。
今回は、当事者の方、お二人から体験談を聞くことができました。
自分を振り返り、依存症からの回復に向けて希望のある話を聞かせていただき、「自分の家族もそうであってほしい」と思いました。
その後、当事者と家族の立場の参加者が、それぞれの部屋にわかれて経験を分かち合いをしました。
家族の立場の参加者は、前半に、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表田中紀子氏著者「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の読み合わせをしました。
後半は、簡単な自己紹介の後、初めて参加された方の、今困っていることを聞き、当会メンバーが、自身の体験談を交えながら一緒に解決策を考えました。
最初は、みんな恐る恐る不安そうに話していましたが、メンバーが真剣に聞いている姿を見て徐々に打ち解けていくのがわかりました。
私が、最初に当会に参加した時、友達にも親族にもなかなか相談できなかった内容を話すことが、抵抗ありました。
「だらしない息子」と思われるのではないか。「ダメな家族」と思われるのではないか。言葉を選びながら、少し遠回しな言い方で話していました。
『親に嘘をついていて・・・』と言うと、『みんなそう。そういう病気だから。』と話し、ギャンブル依存症の症状の一つだと解りました。私は、参加する毎に息子の話をすることに抵抗がなくなり、気持ちが楽になっていました。
家族のギャンブルの問題でお悩みの方は、ぜひご参加ください。
家族には、家族の解決策があります。
次回当会は、５月11日(土)ぐんま男女参画センターで開催されます。
群馬県在住 林
