4月14日(日)全国ギャンブル依存症家族の会 滋賀が、草津市立市民交流プラザで開催されました。
当日は、全国ギャンブル依存症家族の会兵庫の前野さんが、自身の経験を伝えてくれました。 家族会の活動を通じて、「行動を変える」「生き方を変える」「息子を変えたいという気持ちから自分を変える」というように、考え方を変えていったという話が心に残りました。そして、家族会の経験を生かしてこれからは皆さんを助けていきたいと優しい笑顔で話されていたのが印象的でした。
次に、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子氏著書の「家族のためのギャンブル問題完全マニュアル本」の読み合わせをしました。その後、4つのグループにわかれて初めて参加した方を中心に、今困っている事や今までの経験を共有しました。
私も息子の借金がわかった時、親が肩代わりをしなければと銀行に走りました。誰にも相談できずに、これから先どうしたらいいかと悩んでいました。 そこで、当会を紹介してもらい参加する事ができました。最初は不安で泣いてばかりいましたが、参加し続けることで少しずつですが、「表情が明るくなったね」と言われるようになりました。 ギャンブル依存症は脳の病気だという事も学びました。正しい対応を教えてもらい親が行動を変えるという事も学びました。 今、苦しんでいる方がいましたら、ひとりで抱え込まずに一度参加してみて下さい。 話を聞いてもらうことで心が軽くなって家に帰ることができます。
次回は5月12日(日)大津市ふれあいプラザにて、ギャンブル等依存症問題啓発週間特別セミナーを開催します。 当事者と家族の体験や医師の話を聞く事ができます。ぜひ、ご参加下さい。
滋賀県在住 野坂