4月27日（土）全国ギャンブル依存症家族の会・東京が、タワーホール船堀で、開催されました。都内をはじめ全国から沢山の参加がありました。
今回は「行動を変えて～自分の人生を生きている～」というテーマで、全国ギャンブル依存症家族の会青森の大谷さんが、体験談発表をしました。
息子さんのギャンブル依存症を自分の力だけで解決しようと何年も苦しんでいたこと、不可解な行動を取る息子さんに対して、何かがおかしいと思っていても、どうしていいか分からず途方に暮れていたことなど。その後、家族の会に参加し、私の居場所はここだと思ったこと、大谷さんの話は、私も家族の会に参加した当時、そうだったと、とても共感しました。また現在の大谷さんが人を助ける側に回って、積極的に活動している様子などは、とても素晴らしいと思いました。現在の息子さんとの関わりなども、大変参考になりました。
私は息子のギャンブルの問題で、2年前に初めて家族の会に参加をしました。当時は、苦しくて辛くてすがるような気持ちで参加したことを覚えています。働きに行かず昼夜逆転の生活と、ネットギャンブルをする息子に悩み、息子の噓に翻弄される毎日に、どうしていいのか分かりませんでした。当会のアドバイスで、息子への対応方法や家族の関わり方を一から教えてもらいました。この会が持つ沢山の経験のおかげと思い、大変感謝しています。
メジャーリーガーの大谷翔平さんの元通訳水原一平さんのギャンブル依存症が原因の問題では、ギャンブル依存症の人がつく噓が話題になりました。噓はギャンブル依存症の病気の症状であり、人格の問題ではないです。ギャンブル依存症に、適切な治療が必要な理解が、世の中に広がることを願っています。
毎年5/14から5/20までギャンブル等依存症問題啓発週間です。
次回は、5月11日（土）13時30～16時00タワーホール船堀(大ホール)【ギャンブル等依存症問題啓発週間特別セミナー＆当事者会】お待ちしています。
東京都在住・松橋
