５月４日（土）ひと・まち交流館京都で、ギャンブル等依存症問題啓発週間特別セミナー 京都が開催されました。
京都府議会議員 瀧脇正明様の挨拶にはじまり、桜花法律事務所の中島弁護士による講演、ギャンブル依存症当事者の会 京都長谷川さんの体験談、当会メンバー川﨑さんの体験談と、ギャンブル等依存症問題啓発週間に相応しく、内容盛りだくさんのセミナーとなりました。
中島弁護士の債務整理についての話を聞いて、家族はお金の心配ばかりして尻拭いしますが、知識を深めていく事で、無駄な心配をしなくて済むのだと言う事がわかりました。また当事者、家族双方の体験談を聞いて、やはり当事者は当事者の中で、家族は家族の中でそれぞれ回復していくのだと言う事も理解する事ができました。家族の体験談から、最初は途方に暮れていたが当会メンバーと出会い、病気の理解、家族の対応を学んだ事で、今は元気に活動している事を知りました。家族の会に繋がることがいかに大切かを知りました。
次に、初めて参加された方々を中心に困っていること相談したり、経験を共有しました。当会メンバーからの具体的なアドバイスを受けて「心が軽くなりました」と言う言葉も聞かれました。
私も１年前は、息子にギャンブルによる多額の借金が発覚し、どうしていいのか全くわからずショックで何をする気にもなりませんでした。そんな時、当会を知り思い切って参加してみました。そこで依存症は病気であること、肩代わりは逆に当事者の病気を悪化させてしまうということを知りました。私がやってきた事は、間違っていたのだと初めて知りました。同じような経験をしてきた当会メンバーの沢山の体験談を聞いて、少し気持ちが楽になったのを覚えています。
後日、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会の家族相談会にも参加し、息子はギャンブル依存症の回復施設に入寮する事ができました。これからも病気に対する理解を深め、当会メンバーと共に活動し、もっと元気になっていきたいと思っています。
次回は６月１日（土）ひと・まち交流館京都にて 家族の体験談を予定しています。ギャンブルの問題で苦しんでいる家族の方、解決策は必ずあります。ぜひご参加ください。
京都府在住 北山
