５月19日（日）松戸市民劇場にてギャンブル等依存症問題啓発週間特別セミナー 千葉が開催されました。沢山の方が来場され関心の高さが伺えました。
ギャンブル等依存症治療拠点機関である船橋北病院の月間先生による医療における依存症についてのお話から始まりました。
私の夫はギャンブル依存症です。
横領や家庭内窃盗も絶えませんでしたが、医療の観点からの依存症の仕組みとギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部の三富さんの体験談を聞くと「やはり夫も病気だったのだ」と改めて腑に落ちました。
当会メンバー濱田さんの家族の体験談を聞いて、私も1年半前に当会に参加した時の事を思い出しました。
当時は夫のギャンブル問題について誰にも相談できず、どん底の気持ちでした。
勇気を出して当会に参加し、様々な体験談を聞いたことで、「うちもなんとかなるかもしれない」と希望が湧いてくるような感覚でした。
また、経験豊富なメンバーに相談しながら具体的にアドバイスをもらうことで対応を変えることができ、夫は回復施設に入所する事が出来ました。
私一人きりでは、決してこのような状況に向かうことは出来なかったでしょう。
また自分自身がこんなに元気になれるとは当時では想像すら出来ませんでした。
早い段階で当会に参加する事が鍵なのだと実感しました。
昨今のギャンブルはオンライン化が進み、それに伴い相談件数も増加しているのが現状です。
これからもギャンブル依存症に対する理解をアップデートし続け、当時の私たちのようにまだ苦しんでいる方が「うちもなんとかなるかもしれない」と希望を持つきっかけとなることを願い、元気に広報活動を続けていきます。
次回は6月1日（土）船橋中央公民館にて家族の体験談を予定しています。ギャンブルの問題で苦しんでいる家族の方、解決策は必ずあります。ぜひご参加ください。
千葉県在住 柳沢
