5月25日㈯、全国ギャンブル依存症家族の会岩手による「ギャンブル等依存症問題啓発週間 特別セミナー」がマリオス(盛岡地域交流センター)で開催されました。
社会医療法人智徳会 未来の風せいわ病院 医師 鈴木りほ先生の講義があり、「ギャンブル依存症は病気である」ということをわかりやすく説明されていました。ギャンブル依存症が世間で注目の病気となったためか参加者はとても熱心に聞いていました。そして当事者や当会のメンバーの体験談では自分が当会に参加する前の不安に怯えていた気持ちを思い出しました。
30代の長男がギャンブル依存症当事者です。長男のギャンブルがなかなか止まらず悩んだ末、借金の相談をした関係機関で当会を紹介されました。そして昨年7月に藁をもつかむ思いで全国ギャンブル依存症家族の会岩手に連絡しました。
今では同じ問題で苦しんでいる家族の話を聞いたり、自分の悩みを当会の同じ経験をしたメンバーに相談して助言を貰っています。毎回少しずつですが、アドバイスを真摯に受け止められるようになり、参加するたびに落ち着いて帰路につくことが出来ます。当初は、2時間以上の道のりがとても長く感じられましたが、今では当会が安心できる場所になりました。
しかし時々、当事者の長男の夢を見ては不安になることもあります。これからも当会で、家族が取るべき正しい対応を学び続けたいと思っています。
是非是非、多くの方に当会に繋がってギャンブル依存症という病気の正しい対応方法を知って頂いて、安心した日々を取り戻してほしいと願っています。
一緒に元気になりましょう!
6月22日(土)、アイーナでお待ちしています。
岩手県在住 板澤