希望が見える場所(島根)

 5月5日(日)いきいきプラザ島根にて、ギャンブル等依存症問題啓発週間特別セミナー&当事者会が開催されました。

 島根県会議員 はくいし恵子氏の挨拶から始まり、医療法人同仁会 こなんホスピタル 福田賢司院長による講演、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部の池田さんの体験談、全国ギャンブル依存症家族の会 鳥取の近藤さんの体験談と続き、最後に家族の会 島根の丸子さんにより今年のトピックの発表がありました。

 ギャンブル依存症は、回復できる病気であること、家族だけで抱え込むのではなく、正しい知識と対応方法を学ぶ必要があること、自分の経験が今度は今困っている人の助けになること。
絶望から希望に変わる、それぞれの立場での実体験は、聞く人の心を打つものでした。

 私自身も当会に参加するまでは、息子の様子がおかしいと思い悩みながらも誰にも言えず、暗い道を迷い歩いている状態でした。テレビ番組で当会のことを知った時は、暗闇に松明の灯が見えたようでした。それから当会への参加を重ね、同じ悩みを抱えた人たちの話を聞くうちに、それぞれの体験の中にはそれぞれの解決策があることが分かり、「自分も何とかなるかもしれない」と希望を持てるようになりました。

 今笑って話しているメンバーも最初は皆不安しかありませんでした。
今回初めて参加された方たちも、経験豊富なメンバーに具体的なアドバイスをもらって、帰る時には笑顔も見られた様に思います。

当会は、もう1人で悩まなくて良い場所です。一緒に解決策を探しましょう。

次回は、6月9日(日)いきいきプラザ島根にて開催されます。
家族の体験談も聞けます。
多くの方の参加をお待ちしております。

島根県在住三瓶