6月1日(土)船橋中央公民館にて、全国ギャンブル依存症家族の会千葉が開催されました。
「ギャンブル依存症」という言葉が、メディアで取り上げられてからは、参加者が会を重ねる事に増えてきました。
全国ギャンブル依存症家族の会千葉の古川さんより親の立場からの体験談をお話し頂きました。
私も息子をなんとかしたくて、怒ってみたり、泣いて頼み込んだりあらゆる方法を試しましたが、何も変わらなかった事を思い出しました。
当事者の息子さんから「親の期待が大き過ぎて、プレッシャーだった」と言われたそうで、それが本心なのか、それともこれを言えば親が罪悪感を抱いてお金を工面してくれると思って言った言葉なのかは、わかりませんが…。
私も同じく期待する親でした。
6年前に息子の借金の問題が発覚したのですが、私は「息子は幸せではない。20代の1番楽しい時期に辛そう。」と決めつけ、早く治す為に施設に繋げたくて仕方がありませんでした。自分が思い描く理想の息子でいて欲しい。それがやめられない私が共依存だと教わり、私に問題があると、最初の頃はなかなか認められませんでした。しかし、当会や自助グループに通っていくうちに腑に落ちていきました。
借金の尻拭いを頼まれるわけでもなく、家庭内窃盗される事もない。
あれ以来音沙汰無しで、息子は1人でそれなりに頑張っていると今は思える様になりました。
何か問題が起きても、当会に繋がり続け、経験豊富な方々のアドバイスを信じて行動すれば、必ず良い方向に向かうと思っています。
古川さんも伴走支援のお陰で助かったと言っていましたが、私も沢山の方々に寄り添って頂き、助けられてきました。この問題で苦しんでいる方に、少しでも早い段階で当会に参加して頂き、ギャンブル依存症が病気であり、家族が正しい知識を持って対応をする事が何よりも大切だと伝え続けていこうと思います。
もう1人で悩まなくて良いのです。一緒にこの問題に取り組みませんか?
次回は7月6日(土)船橋中央公民館にて開催されます。是非ご参加お待ちしております。
千葉県在住 大牧