6月1日(土)全国ギャンブル依存症家族の会 京都がひと・まち交流館 京都で開催されました。
当会愛知のメンバーである関森さんの体験談を聞きました。境遇が似ていたので、過去の自分自身と重ね合わせてしまいました。
私は、息子のギャンブル問題に長い間悩んでいました。問題が起きるたびに尻拭いや借金の肩代わりをすることで、彼の病気を進行させているとは知らずに、間違ったことを繰り返していました。
そのうち家族だけではどうにもならなくなり、精神保健福祉センターに相談に行きましたが、現状や困り事を参加者同士で話しても解決策を知ることはできませんでした。
当会のメンバーと会った事をきっかけに、自助グループにも参加するようになりました。初めは当会に参加することや、自分の家族の境遇を話すことへの不安や抵抗がありました。しかし、継続して参加することで今後どのように対応するべきかを知る事ができました。そして当会メンバーのアドバイスを受けて息子を家から出すことが出来ました。以降は常に感じていた不安が少し減り楽になったように思います。
家族が当会や自助グループに参加し、家族はどのように対応したらいいのかを理解することが重要です。私自身も自分の感情や行動に向き合い、勇気を持って少しずつ変えていこうと思える様になりました。参加前はひとり家で妄想を膨らましては不安になり、夢でうなされる日々を過ごしていましたが、当会に参加するようになった今は心が元気に過ごせていると感じます。
次回は、7月6日(土)に開催します。ギャンブル依存症の問題で悩む方、共に考え前進していきましょう。
京都府在住 原下