仲間とつながって一緒に回復を(北海道)

6月8日札幌市生涯学習センターちえりあにて全国ギャンブル依存症家族の会北海道が開催されました。

最初に全国ギャンブル依存症家族の会神奈川の安居院聖代さんから家族の立場の講演を聞きました。
借金が発覚してからギャンブル依存症に関わる当会につながり、それぞれの団体の役割をわかりやすく説明してくれました。息子さんは息子さんの、家族は家族の回復をそれぞれ進んでいることがわかりました。初めての方も話を聞いて希望が持てたのではないでしょうか。

この体験談のように新しく来られた方も借金の肩代わりはしない、金銭管理はしないなど家族の対応を学び、一緒に行動を変えていけたらと思いました。

次に、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表田中紀子氏著書「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の読み合わせの後、大きく輪になって初めて参加された方の今困っていることを聞き、当会メンバーが自身の体験を交えながら一緒に解決策を考えました。切実な話に思わず涙がこみ上げました。

当事者に翻弄されている家族の方が元気になるには私たちのような会につながって話をすることで少しづつ元気になることができると感じています。同時に当事者本人への対応も変わっていくようになります。

当事者がギャンブルをやめ続けるためには家族の病気に対する理解と適切な対応が大切で
す。同じ経験をしている当会のメンバーのサポートを受けてみんなで回復の道を一緒に歩
みましょう。


次回は2024年7月21日(日)10時~12時 札幌エルプラザ(札幌市北区北8条
西3丁目28)で行います。

北海道在住 内藤