5月26日(日)リンクステーションホール青森にて、5月4日から全国各地34都道府県で開催されフィナーレとなる「ギャンブル等依存症問題啓発週間特別セミナーin青森」が開催されました。
青森県立精神保健福祉センター田中治先生によるギャンブル依存症という病気の概念、医療者と当事者とのかかわり方をわかりやすく説明していただきました。家族の立場の松本敦子さんのお話は、息子さんの問題で家族が今までやってきたことや気持ちが私と全く同じで共感しました。2度目の息子さんのピンチがチャンスになり、回復施設に入寮したことは、家族が当会に継続的に参加し、適切な対応を身につけたことで成しえたことだと思います。家族が対応するロールモデルとして希望をいただき、家族が力をつけることの大切さを再確認しました。
公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部の伊藤拓さんの体験談では、今は当事者同士の中にいることで、自分の本当の気持ちを正直に話す事ができているという回復のプロセスの話は、私たち家族にとって、希望となり励みになりました。
私の息子は回復施設に入寮しています。息子が何度も連絡してきたことがあり、そのたびに「ギャンブル依存症問題を考える会」田中代表と当会メンバーに相談しながら家族ができることは何でもしました。私は、大切な息子を失いたくない一心でした。今、息子は回復施設で当事者同士の中にいること、すぐに相談できる仲間の中にいることで、命がつながっています。
今、私は、当会メンバーにサポートしてもらったように、苦しい思いで参加されている家族の方々のサポートや、これからも安心して当会に参加して頂けるように日々活動をしています。
私は、いつもは関東にある全国ギャンブル依存症家族会の会に参加していますが、今回、ギャンブル等依存症問題啓発週間特別セミナーin青森に参加し、青森で困っている方のサポートに関われたことは、私の自信となり、二度とない経験をさせていただきました。今後も、当会に参加し続け、ギャンブルの問題で苦しんでいる方のサポートを続けていきたいと思います。
今、困っている方、苦しんでいる方、ぜひ、当会に参加してみてください。
私たち家族ができることの解決策が見つかります。
次回の全国ギャンブル依存症家族の会青森は、 7月7日(日)13:30~15:30 アピオあおもりです。
埼玉県在住 内山