6月9日(日)、松江市いきいきプラザ島根にて全国ギャンブル依存症家族の会島根が開催されました。
家族の会鳥取の久光さんより親の立場からの体験談をお話いただきました。聞いていた私も親の立場として、かつての自分の状況や思いと重なるところがあり、胸がいっぱいになりました。
その頃の私は、ギャンブル依存症により生活や顔付きさえも変わっていく息子に戸惑い、何とかして元に戻そうという思いに取り憑かれてしまっていました。息子に対して説教したり、約束させたり、罵倒したり、色々やってみましたが、親子関係も借金問題も、状況は悪くなるばかりでした。
自分ではどうすることもできないと途方にくれて日々を過ごしていた時、たまたま見たテレビ番組で、ギャンブル依存症という病気がある事、そのための家族会や自助グループがある事を知り、参加しました。通い続けるうちに、誰にも言えなかった自分の不安や苦しい思いを話せるようになり、心が楽になっていきました。そこで正しい対応の方向が見え始めました。ひとりではできないことでした。
今苦しんでおられる方も、ご家族だけで抱え込まず、是非家族会に足をお運びください。一緒に正しい知識を学び、対応に取り組みましょう。
次回の開催は、7月7日(日)、場所は松江市いきいきプラザ島根です。
島根県在住 三瓶