5月19日（日）明石市立勤労福祉会館にて、ギャンブル等依存症問題啓発週間特別セミナーを開催しました。桜井周衆議院議員をはじめ政界、行政機関、医療機関、支援職の方々、また他府県からも多数参加くださいました。テレビ局からの取材も入り、盛大なセミナーとなりました。
はじめに、吉田哲也弁護士によるギャンブル依存症者の債務整理、闇金対応についての講演、公益社団法人全国ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の武内さんより、自身の体験と当事者支援部の活動についての話を聞きました。
次に、全国ギャンブル依存症家族の会 東京の石田さんより、回復へとどのような行動を取られたのかを聞きました。絶望から希望へと変えて来た方々が全国にいることにとても勇気付けられました。
私も息子がギャンブル依存症と双極性障害を重複しており、途方に暮れていた昨年、当会に参加し息子はギャンブル依存症の回復施設に入寮する事が出来ました。ギャンブル依存症についての正しい知識を家族が理解し、実践していくことが重要だと学びました。
その後、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会の田中紀子代表より、スマホ一つでギャンブルができる現在、オンラインでのギャンブラーの若年化、犯罪率や借金額も増えている現状や具体的なギャンブル依存症問題対策についての講演がありました。ギャンブル依存症からの回復に向けての活気的な対策であると感じました。
水原一平氏の件がメディアで連日報道され、ギャンブル依存症についての関心が高まっている中、このようなセミナーが開催できたことで、ギャンブル依存症問題をより正しく理解を深めていただき、社会全体の問題として対策を進めていただくよう心から願っています。私も同じ苦しみを持つ方々の助けとなれるよう、自分の体験を伝えていきたいです。
ここには、豊富な経験に基づいた解決策があります。私もたくさんの方々の支援で救われました。一人で悩まずに私達と一緒に元気になりましょう。まずはご相談ください。
全国ギャンブル依存症家族の会 兵庫は、毎月第一日曜日、神戸市男女共同参画センターあすてっぷKOBEで開催しています。当事者会も別室にて同時開催、保育もご利用いただけます。ぜひご参加ください。お待ちしております。
兵庫県在住 松井
