6月23日(日)、土佐市複合文化施設「つなーで」にて、全国ギャンブル依存症家族の会 高知 が開催されました。
最初に全国ギャンブル依存症家族の会高知の岡崎さんから「家族の回復、仲間とともに」と題した体験談の発表がありました。長い間苦しんで来られ、この会に参加するようになり、今は回復の道を歩んでおられること。共感と共に依存症の家族の方々の為に活動する姿には、心打たれるばかりです。
次に公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表、田中紀子氏著書「家族の為のギャンブル問題完全対応マニアル」の読み合わせをしました。その後、２つのグループに分かれて、初めて参加された方のお話を中心に意見交換をしました。
私は、息子に借金があると知り、肩代わりしました。
依存症という病気である事を知った時も、肩代わりし、息子ならば家族の力で回復するはずだ！と、信じて過ごしました。でもそれは、息子の回復を遅らせただけの事でした。
後悔と不安で泣くばかりの私を、当会のメンバーは、優しい笑顔と頷きと言葉で、受け止めて下さいました。今では、通い続ける事が私の心の拠り所になっています。
今年の３月、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 田中代表と当事者支援部・当会のメンバーの皆さんの支援を受けて、息子は回復施設に入寮する事ができました。私自身が、正しい知識を持ち、当会に通い続ける事が、息子の回復の道に繋がっていると信じています。
ギャンブル問題で苦しんでいる方々が、一人でも多く当会に参加され、私の様に心の安らぎを取り戻せる様に、お手伝いをし続けたいと思っています。
次回は、7月21日(日)、13時30分より
土佐市複合施設文化施設「つなーで」にて、開催致します。どうぞ、お越し下さい。
高知県在住 細木
