6/23(日) 小山市まちなか交流センターに於いて、全国ギャンブル依存症家族の会栃木が開催されました。 初めに、全国ギャンブル依存症家族の会茨城の森さんが「家族の会に繋がって〜私が得られたもの〜」と題して体験談を話してくださいました。
森さんは、自助グループと当会に参加し、これまでの自分のやり方を変えていく勇気をもらえた、自分自身の回復にどちらも必要だと実感していると話されました。私は森さんのお話を聞き、母という同じ立場として共感するところがたくさんありました。そして、たとえ思いがけないことが起こってもメンバーが伴走支援をしてくれることに安心と希望を感じました。
その後グループに分かれて、初めて参加された方を中心に現状や今困っていることなどをお聞きしました。メンバーは、参加された方の疑問に対してどのように対処したらよいのか自分たちの経験も交えながらお伝えし、自助グループを案内していました。
私は息子がギャンブル依存症です。問題が発覚したのは10年以上前ですが、その時は現実を直視できませんでした。約1年前に当会に参加し、メンバーから、ギャンブル依存症は進行性の病気で息子は重症だと言われショックでした。しかし、更に驚いたのは家族も「共依存という病気」だと言われたことです。当事者が病気だということは理解できても、自分が病気だとはなかなか理解できませんでした。しかし、色々学ぶうちに自分自身にも問題があることに気付き、今はメンバーに支えてもらいながら自分自身の問題に取り組んでいます。
ご家族のギャンブルの問題で悩んでおられる方は、少しでも早く当会に参加してみて下さい。同じ問題で悩んでいる人がたくさんいるとわかるだけでもほっとできると思います。私たちは、ここで話したことは他では話さないようにしていますので、安心して話すことができますし、これからどうすればよいのか情報を得られると思います。是非ご一緒に解決策を見つけましょう。
次回は2024年7月28日に開催されます。保育もついております。今、困っている方、苦しんでいる方、ぜひ、当会に参加してみてください。お待ちしてます。
愛知県在住 高野