令和6年6月22日（土）郡山中央公民館で全国ギャンブル依存症家族の会 福島が開催されました。
初めに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表田中紀子氏の著者「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」から、「原則1自助グループ家族会につながろう」を読み合わせしました。
次に、今回初めて参加した方中心に、今困っている事や経緯を聞きました。
私は、初めて参加された方の話を聞いて、当会に初めて参加した時の自分と重なりました。
私は、周囲に息子のギャンブルの問題が知られるのが怖く、親子だけの問題にとどめておきたいと思っていました。
自分とは離れて暮らしていた息子への思いも強く、息子の借金を3回肩代わりしました。
また、週末に帰って来ると、息子がギャンブルをやっている不安から「パチンコをやってないで早く帰って来なさい」と言ってみたり、色々と手を出したりして、息子の行動を自分の思い通りにコントロールしようと必死で、息子との正しい境界線が引けずにいました。
当会や自助グループに参加して、自分の対応が間違っていた事とギャンブル依存症は病気で、ギャンブルをやめ続け回復することはできるが、完治はしないという事を知りました。
今では、一緒に考え支えてくれるメンバーが近くにいるので、以前のような不安感はなく、当会に参加する事が私の励みになっています。
自分が今元気になれたのも、当会メンバーがサポートしてくれたおかげです。これからは、私が当会メンバーにサポートしてもらったように、自分も学びながら困っている方のサポートに取り組んでいきたいと思っています。
家族のギャンブルをしている様子が、少しでもおかしいなと感じたら、どうぞ気軽に当会へ足を運んでください。
次回は7月27日（土）郡山中央公民館第7講義室で13時から開催します。
福島県在住 正木
