7月21日(日)、全国ギャンブル依存症家族の会長崎が西脇病院で開催されました。
参加者の自己紹介の後、参加して間もない方の困り事について経験豊富なメンバーによるアドバイスが行われました。私が初めてこの会に参加した時は、借金問題とギャンブル依存から息子をどうしたら救えるのかを教えてもらいたい一心でした。
しかし、ギャンブル依存症は病気であり、回復に時間がかかること、そして、ギャンブル依存症の当事者は同じ悩みを抱える当事者の中でしか、また家族も同じ苦しみの中にいる家族の中でしか回復することができないことを学びました。
私の家族だけでは息子を回復させることはできないけれど、当事者が回復を望むとき回復につなげる仕組みをサポートし続けることが息子を救うことにつながると考えるようになりました。
そして今、温かいメンバーの中で日々活動し、笑顔でいられることに感謝しています。
家族のギャンブルの問題に悩んでいる方は、家族だけで問題を抱え込まず、是非勇気を出して当会に参加してみてください。様々な経験をしてきた多くのメンバーが解決策を共に考えてくれます。
次回は8月18日、14時より西脇病院にて開催します。
福岡県在住 野呂