対応を学んで、やり方を変えてみる(新潟)

7月4日(日)クロスパルにいがたにて、全国ギャンブル依存症家族の会新潟が開催されました。

当事者・家族の体験談、当事者による相談会が行われました。

当事者の体験は、ギャンブル依存症になり失ったもの、回復する中で気づいたことを話してくれました。親だから何とかしなくてはと、肩代わりをし、金銭管理をやめられなかった当時の自分が行っていたことに意味がなかったことに改めて気づかされました。
家族の体験は、借金の問題がないと、このまま良くなるのではないかと期待しては、繰り返される借金と嘘に絶望する。家族で何とかしなければと、背負い込み、弱音を吐けなくなっていく気持ちに辛かった頃の自分を重ねてしまいます。
家族の会に繋がり、家族が変わっていく姿に希望が持てました。

その後、当事者による相談会と家族は公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子氏著書「家族のためのギャンブル問題 完全対応マニュアル」を読み合わせをし、グループに分かれ初めて参加された方を中心に話を聞きました。
同じような経験をしたメンバーが話をし、家族が今できることを具体的に伝えました。
ギャンブル依存症の病気の理解と正しい対応を一緒に学んでいきましょう。
一人で悩まず、足を運んでみてください。

次回は7月28日(日)長岡まちなかキャンパスで開催予定です。

                        新潟県在住  石山