7月6日(土)群馬県社会福祉総合センターにて全国ギャンブル依存症家族の会群馬が開催されました。
全国ギャンブル依存症家族の会東京メンバー安田さんの「回復を信じて行動を変える~家族会の仲間に勇気をもらって」という妻の立場の体験談を聞きました。
誰にも相談できないつらい時期があった安田さんの心情を考えると、聞いているだけで胸が痛みました。
当会に参加しメンバーの提案やアドバイスを受けながら、自身の回復に努め、苦しんでいるメンバーを助けたいとの思いから各地にメッセージを運んでいるそうです。家族の会や自助グループに繋がることの大切さや希望を感じました。
次に、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子氏著「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の読み合わせをしました。
その後二つのグループに分かれて、簡単な自己紹介をしてから、初めて参加された方の現在の状況や困っている事などを確認、メンバーの経験やアドバイスをこれからの対応に活かしていこうと真剣に聞いていました。
私は、何度肩代わりをしても終わる事のない息子の借金に数年悩まされてきました。
借入先(息子の友人や知人)から督促の電話が入るようになり、精神的に追い詰められる毎日でした。
当会に参加することで、「本人の責任は本人に返す」この言葉の通りに実行していこうと多額の借金を抱える息子と一年半前から距離をおいています。
息子が何処でどんな生活をしているのか?気にならないと言えば噓になりますが、当時泣いてばかりいた私が、今笑顔で話が出来るようになったのは、何でも話せるメンバーがいてくれる安心感からだと思います。これからも、この場所に居続ける事が私自身の回復に繋がると信じています。
当会に参加する事で一人でも多くの方に、回復の糸口を見つけてもらいたいと心から思っています。
次回は8月17日(土)群馬県社会福祉総合センターにて開催です。
ご家族にギャンブルの問題がある方は、一人で悩まず是非足を運んでみて下さい。
群馬県在住 花岡