7月14日(日)広島市東区民文化センターにて全国ギャンブル依存症家族の会 広島が開催されました。
最初に、当会兵庫のメンバーから家族の体験談があり、息子がギャンブル依存症になった経緯をお聞きした際には、親として似た境遇であったと思いました。当会に参加され、「借金の肩代わりはしない」といった正しい対応がとれるようになったこと、それは当会のメンバーの支えがあったからだという話には、とても共感しました。
次に、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部のメンバーお二人からの体験談があり、一人で抱え込んでいた問題を、メンバーと経験を共有することで回復に繋げることができたと力強く生き生きと話される姿に勇気づけられました。在住されている所では現在お二人での活動となっているようですが、全国には450名を超える当事者支援部のメンバーがいるとお聞きし、その輪がさらに広がっていくことを望みます。
来賓で出席された広島市議会議員の川口茂博議員、広島県議会議員の岡部千鶴議員からは議会などでの取り組みについてお話がありました。
その後、今回初めて参加された方を中心に3グループに分かれて、経験を共有しました。私が参加したグループでは、初めて参加された方の置かれた状況を聞いた他のメンバーから、共感と回復への道筋について力強いアドバイスがあり、ここでもギャンブル依存症特有の問題を共有できる当会と、そのメンバーの存在の大きさを改めて感じました。
私は、昨年長男の借金が発覚した後、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会主催のオンライン相談会を通じて、当会に参加することができました。当初何も分からず不安な状況でしたが、当会のメンバーからのアドバイスがとても助けになりました。私は父親の立場ですが、当会広島では、お父さんメンバーも増えていますので、ご家族のギャンブル依存症で悩みや問題のある男性の方も、是非一度参加して下さい。
次回は、8月11日(日)広島市東区民文化センター大会議室で開催します。ご参加をお待ちしています。
広島県在住 鴨川