正しい知識を学び、解決策を一緒に見つけましょう(千葉)

8月3(土) J:COM浦安音楽ホールにて、全国ギャンブル依存症家族の会 千葉が開催されました。

はじめに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部のメンバーから「回復を掴みに行く」と題して体験談をお話しいただきました。
ご自身が体験した数々の”心の中の人に言えない葛藤”が伝わり、ギャンブル依存症という病気の恐ろしさを改めて痛感しました。また、正直になることが回復のスタートだという姿勢を感じ取りました。

次に、全国ギャンブル依存症家族の会 大阪のメンバーより「家族の回復」〜仲間に支えられて〜 というタイトルで、母の立場としての体験談をお話しいただきました。
「自分で考えた方法で息子に対応しており、なかなか状況が変わらなかった。しかし当会に参加し、メンバーのアドバイスを信じて行動を変えたことで、事態が好転した。」という内容に強く共感しました。

以前は私も、息子の借金に対して「放っておいたらどうなってしまうのだろう」という不安が募り、自己流の対応をし、肩代わりをしてきました。
当会に参加して、「家族が肩代わりを続ける限りギャンブル依存症という病気は進行し続け、深刻化する」ということ、そして「本人の責任は本人に返す」という正しい知識を得ました。 また同時に、息子に干渉しすぎる事を止められない自分にも気が付きました。
当会や自助グループへの参加が、自身の考え方を変える大きなきっかけとなりました。

次回の開催は、9月7日(土)船橋商工会議所13時30分から15時30分です。
家族のギャンブルの問題で悩んでいる方は同じ立場の家族と一緒に解決策を見つけませんか。
ご参加をお待ちしています。

千葉県在住 松本