2024年8月10日に山口県の宇部市多世代ふれあいセンターにて、全国ギャンブル依存症家族の会山口が初開催となりました。
この会は厚生労働省の依存症民間団体支援事業として、山口県に全国ギャンブル依存症家族の会を立ち上げることを目的に開催されています。
まず初めに、ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の伊藤氏より、当事者の体験談、当会メンバーの古川より家族の体験談を聞きました。その後、当事者と家族に分かれて、今困っていることの解決策を聞きました。
体験談を聞いて、家族が正しい対応をしていくことが、ギャンブル依存症の進行を防ぐ鍵だと痛感しました。当事者は当事者支援部に繋がり、家族は家族の会に繋がり、別々に悩みを解決していくこと、夫婦関係の再構築を目指して歩まれている姿は希望でした。
私自身も数年前まで、夫のギャンブルの問題が発覚した時は絶望を感じ、金銭管理や行動把握など思いつく限りの手立てを実行しましたが、何一つ上手くいかず、夫は嘘をつき続け、借金が増えていく現実が悲しかったです。今は、私が全国ギャンブル依存症家族の会に参加するようになり適切な支援につながったことが、夫がギャンブルをやめ続け回復するきっかけとなり、うれしく思っています。
来月は9月14日(土)に宇部市の多世代ふれあいセンターで開催されます。私と同じように、今苦しんでいる家族の方がおられれば、是非当会に参加して、希望を感じていただければと思います。
大阪府在住 阪井