7月27日(土)亀戸文化センターにて、全国ギャンブル依存症家族の会 東京が開催されました。
今回は、(公社)ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部の安居院さんの体験談をお話しいただきました。
体験談を聞き、家族が正しい知識を持って対応する大切さを再認識するとともに、当事者の仲間の中で回復されている現在の姿に、家族の立場である私も希望を持つことができました。
私は当会に参加するまで、夫がギャンブル依存症であることを誰にも相談できず一人で抱え込んでいました。「借金を早く返さなければいけない!」と思い返済の肩代わりをし、夫を叱り、「これでもう大丈夫だろう」と安心していましたが、ギャンブルが止まることはありませんでした。
家事・育児をよくやり、いつも優しい夫が何故借金をしてまでギャンブルをするのか…。夫のことが理解出来ず「なんて意思の弱い人なんだろう」と思っていましたが、当会に参加しギャンブル依存症という病気への理解が深まると、夫の行動は『意思が弱いから』ではなく『病気によるもの』だったと知ることが出来ました。
また、これまでの私の対応は全て間違いであったと知り、今では正しい知識と対応方法を学びながら、困った時にはすぐに相談できる環境にいる安心感に包まれています。
次回は8月24日(土)13:30より亀戸文化センターにて開催されます。
ご家族のギャンブル問題を抱えている方は、一人で悩まず是非参加してみてください。