令和6年8月4日（日）に全国ギャンブル依存症家族の会島根が、いきいきプラザ島根にて開催されました。
始めに、簡単な自己紹介の後、家族の会 鳥取の富士原さんが家族の体験談を発表されました。息子さんのギャンブル依存症の問題が発覚した当時は、鳥取県にはまだ会や自助グループもなく、どこに助けを求めてよいか分からず、大変なご苦労をされたお話を聞きました。それだけに同じように困っている家族を助けたいとの強い思いで、メンバーと鳥取県の家族会を立ち上げられました。そして、今も変わらず熱心に活動に取り組んでおられます。
現在は息子さんの回復を信じ、新しい形で出会いができることを願っていると話されました。
私自身、息子のギャンブル依存症の問題は、家族の恥と思い、どこに相談すれば良いのか分からず、「ギャンブル依存症家族の会」の存在を知った時は、一縷の望みにすがる思いで扉を開けました。私は、会で自分の気持ちを初めて人前で話すことができ、「私たちも同じようなことをしてきましたよ」と声をかけてもらった時には、私だけではなかったとホッとしました。また、正しい対応策を教えてもらい、帰る車の中で少し元気が出ている自分に気が付きました。
その後、参加して間もない方を中心に現在困っている事のお話を聞きました。会で自分の不安な気持ちを話し、少しでも心の重荷を軽くして、その時の正しい対応策を知っていただけたらと思います。
どうか、会に参加し続けて、一緒に一歩を踏み出しましょう。
毎月第1日曜日、いきいきプラザ島根4階404研修室で10時から開催します。
一度参加して、久しく会から遠ざかっておられる方もお待ちしています。
島根県在住 石原
