8月25日（日）王寺町地域交流センターにて、全国ギャンブル依存症家族の会 奈良が開催されました。
はじめに、当会 兵庫メンバーである前野さんの体験談を聞きました。年表に沿って、その時々の気持ちの変化や、どのような行動を取ったのかを詳しく話されていました。私は、前野さんの体験談に自身の似たような経験を重ね合わせ、共感しながら、前野さんの心情を想像しつつ話に耳を傾けました。
ギャンブル依存症の家族として、どのような影響を受け、どのような悩みを抱えるかは人それぞれ異なるかもしれません。しかし、家族だけで悩むよりも、同じ悩みや苦しみを抱えるメンバーと体験を共有することで、気持ちが癒され、行動する勇気を得ることができると感じています。さらに、会のメンバーの体験やアドバイスを聞くことで、問題解決のヒントを得たり、自分の感情を整理し、具体的な対策を見つける手助けとなることがあります。
最後に、グループに分かれての経験の共有では、参加して間もない方が、現在の困り事や不安な気持ちを話されていました。最初は、他の人に自分の悩みを話すことや、理解してもらえるかどうかに対する不安から、参加することに抵抗を感じていたそうですが、いざ参加してみると、メンバーとの交流を通じて、安心感や希望が得られ、「参加して良かった」という気持ちに変わられたそうです。今後もぜひ継続して参加していただければと思います。
次回は9月22日(日) 13時30分〜15時30分、王寺町地域交流センターにて開催予定です。皆様の参加をお待ちしております。
奈良県在住 峰本
