仲間と共に歩む大切さ(群馬)

8月17日(土) 群馬県社会福祉総合センターにて全国ギャンブル依存症家族の会群馬が開催されました。

公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部 吉田さんの「ギャンブル依存症に真剣に向き合って」というテーマの体験談を聞きました。
生きづらかった過去やギャンブルにのめり込んでしまった心情、支援部に繋がり今までになかった安心感と生きていて良かったという話が心に残りました。
当事者支援部より一緒に参加された加藤さんと二人の掛け合いでは、仲間と共に歩む大切さを実感し、苦しむ人に手を差し伸べようと行動され、二人の生き生きとした姿に勇気や希望を感じることができました。
次に公益社団法人ギャンブル依存症を考える会代表田中紀子著「家族のためのギャンブル問題完全対応マニュアル」の読み合わせをしました。その後、三つのグループに分かれ簡単な自己紹介をし、初めての方や参加されて間もない方の困り事を聞き、当会のメンバーから対応の仕方やアドバイスを行いました。皆さん真剣な表情で聞き入っていました。
私自身、約20年間息子に間違った対応を続け、苦しい日々を送っていました。苦しい不安な日々に慣れてしまい、楽しみや笑う事も殆どなくなってしまいました。
私は、一年前に当会に繋がる事ができました。田中代表や当会メンバーの助言を頂き、その後、息子は行政の支援を受けて自立する事ができました。当会に繋がり正しい知識や対応を学ぶ事で、心に落ち着きを取り戻すこともできました。手放す不安もありましたが、息子の問題は息子に任せて、私自身、これからの日々を笑顔でいられるよう仲間の中で共に繋がり続けて行こうと思います。

ギャンブル依存症の正しい知識や対応を学ぶ事で、早い回復の道を歩んでいけます。ギャンブルの問題でお悩みの方は、少しでも早く元気を取り戻せるように是非当会へ参加して下さい。
次回は9月21日(土)群馬県社会福祉総合センターにて開催されます。

群馬県在住 猪田