家族の対応が鍵になる(千葉)

8月3日(土)、船橋北病院にて、ギャンブル依存症者の家族に向けた「ギャンブル障害ファミリークラス」が開催されました。

参加した当会メンバーより体験談をお話した後、「ギャンブルによる借金にどう対応すればよいか」というテーマで書籍の読み合わせを行いました。
借金が発覚した時こそ、依存症の当事者が治療に向かうチャンスであること、また、借金をきっかけに、会が連携している(公社)ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部の支援に繋がった当事者は回復率が上がっていることをお伝えしました。
家族は借金の返済を急がず、まずは病気の理解と、当事者を回復へ導けるよう学ぶことが大切です。

私の息子がギャンブル依存症の回復施設に入寮した経験をお話しすると、「そういう選択肢もあるんですね。」と、興味深く耳を傾けていた参加ご家族に、2年前の自分の姿が重なって見えました。
当時の私も、病気への理解や正しい対応の知識が全く無く不安な毎日を送っていましたが、今は相談できる場所があり、日々安心して過ごせています。

当会ではメンバーの数だけ経験があり、相互支援を行なっています。家族で抱え込まず、どうぞ助けを求めて一緒に解決策を見つけていきましょう。

千葉県在住 天谷